高梁・倉敷・真庭市のドローン教習所SIGNAL BLUE校です。ドローンに関する新しい動きがありましたね!
** 日本郵便が3月24日に、ドローン(無人航空機)を使った配達サービスの実証実験を、東京都奥多摩町で行いました。レベル4と言われる、ドローンの飛行のレベルとしては一番難しい段階での飛行は国内初となります。
□レベル4とは? レベル4とは、操縦する人がドローンを目視することなく、人がいるエリアの上を飛ぶ状態での飛行です。2022年12月に航空法が改正され飛行できるようになったものです。
実証実験では、駅などがある中心部にある郵便局から、山の中にある住宅の庭に雑貨を配送。飛行距離は往復で4.5キロ、時間は9分間の飛行になります。通常行われる陸路では、往復30分ほどかかる配達時間が1/3に短縮できたことになります。
これまでは人がいないエリア(山沿いや河川上空など)を飛ばす必要があり、配送先まで遠回りしたり、配送できないエリアもでてきていました。レベル4飛行が可能になり民家や道路の上を飛行できることで、配送時間短縮に繋がっています。人手をかけず、効率的に配送できる点が大きなメリットといえます。
一方課題として、この実証実験が行われた時もそうですが、元々23日に予定されていた飛行が、悪天候のため24日に延期された点です。雨天や強風など気象条件次第で安定的な配送ができない可能性がある部分もあるため、陸送も含めた補助も含めて、人員配置やコスト面なども検討が必要となります。
そのほか、
・飛行計画の提出や許可申請が都度必要なこと
・操縦者や管理者、離着陸時の点検にかかる人員や工数の確保
・運べる物の重さ
・事故が起きた時の対応や保障
・総合的な運行管理のシステム検討
なども十分な検討の必要性がありそうです。
こういったドローンを配送に使うサービスの実用化は各社で進められています。 日本郵便:初の「レベル4」飛行配送を実施 佐川急便:山間部でのドローン配送を検討、25年度に実用化 ANAHDとセブンイレブン:離島向けコンビニ商品配送サービスを検討、25年度目処 セイノーHDとエアロネクスト:自治体向け配送サービス アマゾン:10年以内に年間5億個の荷物をドローンを使った配送検討
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